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MD

商品計画(MD)

小原 玉輝

2001年入社(新卒)

TAMAKI OBARAMERCHANDISERBRAND: ZUCCAJOINED: 2001

人をつなぎ、舵を取る。

2001年に新卒で販売職として入社をしました。店長まで経験をし、2008年に本社へ異動となりました。その後、営業などの経験を経て現在は【ズッカ】の商品計画(MD)を担当しています。
商品計画(MD)の仕事を一言で言うと、「パイプ役」「巻き込み役」です。大きな流れとしては、1年に2回、春夏・秋冬に分かれているシーズンの計画を立て、デザイナーからの新しい発信をもとに商品構成の確認をしたり、商品の価格や店頭に並ぶ納期、生産数を決めていきます。それをもとに営業やEC戦略、広報といった職種のスタッフと戦略を立てます。その戦略を店長を中心とした販売職のスタッフと共有し、実行していきます。そしてその結果を検証し、また次の計画へと繋げていきます。
このように、商品計画(MD)は常に様々な職種の人たちと密接に関わって仕事をしています。それぞれの立場の意見や考えを吸い上げたうえで、ブランドがどうしたら良い方向に向かうのかを考え、行動することが必要となります。その為には、物事を多面的に考え、予想することが大切です。また、別の環境を感じることで仕事へ繋がるヒントを見つけることもあるので、洋服以外の様々なことにアンテナを張ることも大切にしていることの一つですね。

つくり手の想いをショップまで

私は販売職のときは、商品がショップに並び、それがお客さまの手に渡るまでを見届けていましたが、現在は、商品が出来上がるまでの段階に携わるようになりました。
もちろんそれまでも、何となく商品が作られるまでの流れはわかっていたつもりでした。しかし、デザイナーの描いた1枚の絵から、企画職や技術職(パタンナー)を初めとした様々な人の手が加わって、実際に商品として出来上がったものが発表される場に初めて立会った時は、一つの商品に込められているつくり手の想いの深さに目頭が熱くなったことを覚えています。
そんな頃から早10年が経ちましたが、私が商品計画(MD)として出来ることの一つは、商品がショップに並ぶ前のつくり手の「想い」や「こだわり」を大切にショップに伝えることだと思っています。